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当院では国立感染症研究所感染症疫学センターとの共同研究を開始しました
ご協力をお願いいたします
ご不安な場合は以下フォームのQRコードからお問い合わせをお願いいたします
当法人では、国立感染症研究所倫理委員会の審査を受け、国立感染症研究所感染症疫学センターと共同研究を開始いたしました。
本研究に診療情報等を研究目的に利用又は提供されることを希望されない場合や、研究計画について詳しくお知りになりたい場合は、下記の問い合わせ先までご照会ください。なお、たとえお断りになっても今後の受診等において不利益を受けることはありません。
ただし、研究の進捗によりデータの削除が出来ない場合がございます。詳しくはフォームにてお問い合わせお願いいたします。
研究課題名
プライマリケアにおける小児急性呼吸器感染症サーベイランス
研究の目的と意義
新型コロナウイルス感染症の流行により、新しい感染症の発生や既存の感染症の流行状況などの感染症動向を早期に探知できるサーベイランス(※)の重要性が再認識されています。
精度の高いサーベイランスには迅速性、正確性、代表性等が求められます。
現在、国内には法令に基づいて実施される急性呼吸器感染症(ARI)病原体サーベイランスが存在せず、将来の新興感染症対策に向けた課題となっています。
本研究は、診療のリアルワールドデータを応用した小児の呼吸器サーベイランスを実施するモデル構築の役目を担っています。
※サーベイランス:発生動向を調査すること。疾患の継続的、系統的なデータを収集し、分析・評価を行う一連の調査のこと。
研究の方法
迅速検査で検出可能な小児の呼吸器感染症について、小児呼吸器感染症患者総数、検査陽性数、陽性率を時系列で記述する。新型コロナウイルス感染症の流行により変化した、小児呼吸器感染症の季節性を評価する。国立感染症研究所との共同研究により、定点医療機関に報告された小児ARI と比較を行う。また、電子カルテより自動抽出したデータを用いて小児の呼吸器感染症サーベイランスを継続的に実施する基盤を形成する。
本研究では、キャップスクリニックを受診した小児患者の、年齢(月齢)、性別、受診日、受診したクリニック(の管轄保健所名)、病名、疑い病名、検査項目(インフルエンザ、RS ウイルス、新型コロナウイルス、アデノウイルス、または溶連菌の迅速抗原検査、あるいは新型コロナウイルス感染症核酸検出検査のうち該当するもの)、検査結果(陽性、陰性)、発熱の有無、呼吸器症状、既往歴、処方・処置の内容、居所の郵便番号あるいは市町村コードのデータを用いる。
研究の期間
2023年11月1日 ~ 2025年10月31日
研究の進捗により延長されることがございます。
研究結果の公表
解析終了後の研究結果は、疫学週または月ごと、拠点ごとに集計された値が使用されるため、個人が同定されうる情報は含まれません。なお、医療法人社団ナイズでは、診療ID から仮名加工を施し、個人を同定できない状態で感染研にデータを共有します。
研究対象者のうち、研究への情報提供を停止したい方は、以下の連絡先にお問い合わせいただくことにより、自身のデータに関して研究への情報提供の停止をすることが可能です。ただし、研究に使う個票データの修正、削除は可能ですが、診療目的で収集された元のデータベースからの削除や、国の統計データからの個人データの除外はできません。また、すでに結果が公表されたのちに、個人のデータを削除することもできません。
研究管理責任者(研究代表者)
国立感染症研究所 主任研究官 北村 則子
〒162-8640 東京都新宿区戸山1-23-1
研究分担責任者
医療法人社団ナイズ 理事長 塚越 隆司
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山蔦屋書店1号館3階
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共同研究計画や本研究に関わる仮名加工情報等の取り扱いに関するご質問等については、以下までお問い合わせください。
お問い合わせ先
医療法人社団ナイズ 共同研究分析担当 近藤
ご不安な場合のご連絡はこちら ⇒ caps_analysis@mnys.jp(研究担当者直通)
不参加のご連絡はこちら ⇒ https://docs.google.com/forms/d/1V_DV7KTg2vBYrm2qU9tRHPlFebDjfg2tCbHWTThG424/edit